12 12月 Canvaの使い方 | ドラッグ&ドロップで簡単にデザインレイアウト

Canvaはウェブサイト上でドラッグ&ドロップで簡単にデザイン・レイアウトができ、画像や動画などのコンテンツが無料で使えるとっても便利なサイトです。(有料プランもありますが無料でもかなりの機能が使えるので最初は無料でいいと思います。)
Adobeなどの編集ソフトやアプリケーションがなくても、カードやメニューなどのちょっとした印刷物を作る時や、SNSのコンテンツを作るときなどにも使えるのでかなり便利です。
Canvaの使い方はとてもシンプルです。
基本的には、最初にテンプレートからデザインを選んで、無料画像から写真を選んだり文章を変更したりするだけでデザインが完成します。
もっと自由な感じで使いたい時はテンプレートを選ばずに白紙の状態から手持ちの画像をアップロードして、好きな書体を選んでオリジナルのデザインを作ることができます。
画像や文字要素はドラッグ&ドロップで簡単に動かせますし、ツールバーの使い勝手はワードやエクセルに似ているので多くの人にとって使いやすいと思います。
無料で簡単で自由にデザインができるツールって意外とほかにはあまり無いように感じるのでおススメです。
このページでは白紙の状態からポストカードをデザインしていく流れを例にして手順を紹介します。
目次
1. 会員登録をしてアカウントを作る

登録方法は3種類です。GoogleまたはFacebookのアカウントからログインするか、メールアドレスで登録します。
2. デザインを新規作成

ログインするとこのような画面に入ります。

今回はポストカードを例に作っていくので「ポストカード」のプリセットを選択します。
3. 画像を配置する

プリセットのポストカードを選択してワークスペースに入りました。
アップロードが完了したら右側のポストカードに配置します。ワードやエクセルのように角をドラッグで画像の大きさが変えられたり、画像をつかんでドラッグすると移動することができたりします。

画像をつかんで右側に持ってくるとポストカードに配置できます。
4. 文字を配置する
左のツールバーからテキストという項目をクリックすると、いい具合にフォントを組み合わせたプリセットがたくさん出てきます。

書体だけでなく、色や影を付けられたプリセットもあります。
プリセットなしで自由に作りたい場合は、一番上の「見出し・小見出し・本文を追加」という項目を選びます。
テキスト編集もワードやエクセルの使い方に近いので分かりやすいです。 まず、文章の内容は文字をダブルクリックすると選択できますので好きな言葉を打ち込みます。次にフォントのスタイリングについてです。
文字を選択した状態にするとフォントに関する白いツールバーがポストカードのすぐ上に出てきます。(以降「白ツールバー」と呼びます。 画像を選択した状態だと画像に関するツールが出てきます。)
フォントの種類は、一番左の現在のフォント名の隣の矢印をクリックすると変更できます。 フォント名だけでなくて見た目も確認しながら選べるので便利です。
フォントの白ツールバーはその右側へいくとサイズ、色、太字などと続いていきますので必要に合わせて変更してください。

端っこをつかんでドラッグです。

グループ解除後に編集できます。
5. 背景を入れる

背景を入れたい場合は左の黒ツールバーの「背景」をクリックします。
背景を選択した状態で上に出る白ツールバー・右から3つめにあるドット網のボタンで透明度を変更できます。
6. 素材を入れる
この記事では「線」を使って、印刷後メッセージを書き加えられる場所を作ります。 画像や文字の要領と同じ様にサイズを整えたり、色を変更したりします。

オブジェクトを整列させたり、等間隔に配置したりするには、白ツールバーの「配置」をクリックして、メニューを出します。
7. その他の便利な機能
プリセットのカラーパレットです。色の配色に困った時に便利です。 しっくりこなかった場合はサイトの一番上にあるレインボーのツールバーの「←/リターンマーク」をクリックすると一つ前の操作に戻せます。
■QRコード
印刷するものをデザインするときにはQRコードなどは何かと使えそうです。しかもURLを入力するだけですぐにコードが生成されてそのまま配置できるのでとても便利です。
■絵文字
携帯電話やSNSでなじみのある絵文字をデザインに加えることができます。
8. 保存と印刷について
また、印刷物をデザインした時にはCanvaの印刷サービスを活用してダイレクトに印刷を注文することもできます。ワークスペースの上のレインボーツールバーの右端に印刷を注文するボタンがあります。海外で印刷しているみたいですが、日本も配送地域に含まれていますので注文することができそうです。
最終的にこのようなカードがCanvaで出来上がりました。
